バスケットボール熱視線

ナゲッツ vs ヒート GAME1

1Q

第1Qはゴードン

ナゲッツのオフェンスの中心はヨッキチ, マレーではなくゴードンを中心にオフェンスを組み立てていた。マッチアップではバトラーがついていたがマレー, KCPとのピックアンドロールでディフェンスのスイッチを狙いミスマッチを作りそこを徹底的に攻めていき第1Qはフィールドゴール6/8の12得点を上げた。

一方ヒートはナゲッツのディフェンスの前に苦戦を強いられた。ヨッキチはアデバヨに対してハードには守らず少し離れた位置でディフェンスをしペイントエリア内で点数を取られないように対策をとった。その結果ゴール下でのシュートは減りミドルレンジ, スリーポイントの試投数が増え得意のスリーポイントは2/8と確率が低くなり20得点と点数を上げることができなかった。

2Q

ゾーンディフェンスの与える影響

第2Qナゲッツはヨキッチをベンチに下げスモールラインナップでスタートした。そこでヒートはマンツーマンディフェンスではなくゾーンディフェンスにシステム変更した。

ゾーンディフェンスで守られたナゲッツは容易にペイントエリアで点数を取ることができなくなり外からのシュートが増えた。そこまではヒートのディフェンスの狙い通りであったかもしれないがなナゲッツはマレーらがスリーを沈め点数を積み重ねる。

ヒートは第1Qヨキッチの前にペイントで得点を上げることが中々できなかったヒートであったが第2Q序盤ヨキッチがいない時間帯ではアデバヨを中心にペイントで得点を上げていったがヨキッチが戻って来てからはヒートの攻撃は停滞し第2Qも22点と点数を上げることができなかった。

3Q

ナゲッツのディフェンスどう止める

ヒートのディフェンスの大きな変更点は2つで一つ目はゴードンに対してスイッチを行わずバトラーがディフェンスをすることだ。2つめはヨキッチに対してアデバヨが少し離れて守ることだ。

個人的にはその作戦はうまくいっている印象でした。前半に比べゴードンへのパスは減りシュートの試投数も減っていた。ヨキッチに対しては簡単にパスが通るようになってしまったがアデバヨが少し離れてっ守っていることもありほかの選手もペイントへの侵入を減らすことができ, 外からのシュート数を増やすことに成功した。外からのシュートを沈められたりはしたが25点に抑えられたのはよかった印象。

4Q

第4Qヒートはヨキッチがコートにいる場合もゾーンディフェンスで守るように変更した。

ゾーンディフェンスに変更した効果もあり外からのシュートが増えていきさらにシュートが落ち始めたこともあり失点を20点と抑えることができた。オフェンス面でもスリーポイントが決めはじめ30点を上げることができ試合には負けてしまったが第2戦に向けていい収穫があったのではないかと思う。