バスケットボール熱視線

セルティックス VS ヒート GAME7

1Q

どうするセルティックス1

第7戦最初のポゼッションはセルティックスボールからスタート。ファーストシュートはテイタムのドライブからのレイアップ、シュートは外れるがファールを獲得。しかし、シュートを放ち着地した際ヒートの選手の足の上に乗り捻ってしまう。

テイタムはフリースローを1本沈めた後もテイタムはコートの上に立ち続けるも明らかに足の痛みを気にしながらプレーしている。いつもであればテイタムがポイントフォワードの役割を担いそこからオフェンスが始まるにも関わらずすぐにジェイレンブラウンにパスを回す。

開始数秒でプランの変更を余儀なくされたセルティックスはジェイレンブラウン中心にオフェンスをするプランに変更。プルアップのミドルレンジのシュートを沈めるなど開始4分、3/4の確率で6得点を上げる。

ジェイレンブラウン対策

開始4分でブラウンに連続得点を許してしまったヒートはこれまでマークしていたストゥルースに代わりゲイブ・ビンセントがマークにつく。

その采配は的中し、ブラウンの得点は止まりスティールを奪ってから速攻で得点を奪うなどヒートに攻撃の流れが来る。

このシリーズ安定して大活躍のマーティンを中心に得点を上げていく。さらに前回の試合で復調の兆しを見せていたエースのバトラーが得点をあげ第1Qを22-15でヒートがリードして終わる。

2Q

秘密兵器 ハイスミス

第2Qバトラー、マーティン、ストゥルースをベンチに下げロビンソン、ラウリー、ハイスミスをコートに送る。そこで開始早々活躍したのが前回の試合で出場していないハイミスであった。

エーステイタムのドライブを止めタフショットでシュートを外させ、その次のポゼッションではテイタムからスティールを奪い自ら速攻で得点を上げ27-15と点差を広げ、開始早々セルティックスにタイムアウトを取らせる。

どうするセルティックス2

これ以上点数を離されたくないセルティックスは万全ではないテイタムが奮闘。ブラウンがオフェンスの中心になっうていいたところをテイタムとブラウンのダブルエースでオフェンスを牽引。

しかしヒートの勢いを止めることができず選手全員でボールをシェアしマークの的を絞らせずスリーポイントを6/9の高確率で沈めるなどし52-41と点差をさらに広げ前半を終える。

3Q

バトラー躍動

後半開始早々バトラーが3ポイント、ビンセントのレイアップ、バトラーのフローターからの得点を上げ7-2のランに成功しセルティックスにタイムアウトを取らせる。

バトラー対策

後半開始早々バトラーを止められないセルティックスは守備職人のマーカス・スマートをマークにつけ、さらにロバート・ウィリアムスをコートに送りペイント内の守備を強化。

その結果バトラーにタフショットを打たせシュートを外させる。しかし今日のヒートはバトラーを止めれば問題ないわけではない。バトラーが守備をひきつけ他の選手にパスを出し着実に得点を上げていく。セルティックスもデリック・ホワイトを中心にシュートを沈めていくも点差は縮まらず76-66で第3Qを終える。

4Q

ヒートはバトラー、アデバヨを休ませず第4Q開始からコートに送り第4Q序盤で勝負を決めにかかる。オフェンスではバトラーが連続で得点し守備ではアデバヨがファールを誘うなど7-0のランを展開しセルティックスにタイムアウトを取らせる。

タイムアウト後もヒートの勢いは止まらずバトラー以外のほかの選手が次々と得点を上げていく。守備ではアデバヨを中心にハードにプレイし残り5分には20点差をつけ勝負あり。

最終スコア103-84でヒートがNBAファイナル進出を決めた。