バスケットボール熱視線

セルティックス VS ヒート GAME6

1Q

ケイレブ・マーティン初スタメン

第7戦はセルティックスのホームで行われるためヒートとしてはホームで行われるこの試合に勝利してNBAファイナル進出を決めたい。そこでヒートはプレイオフ全試合でスタメンのケビン・ラブに代わり,ケイレブ・マーティンをスタメンで起用, 前回けがで欠場のビンセントも復帰。

セルティックスは前回の試合に引き続き強度の高い守備で主導権を握りたい所, しかしビンセントの復帰とマーティンのスタメン起用もありボールが回っている印象。アデバヨが長い時間ボールを持っていないからかターンオーバーも少ない。

スタメン起用のマーティンはシュートタッチも良くフィールドゴール5/6の12得点を取るなどオフェンスを牽引。一方エースのバトラーはセルティックスのディフェンスの前にフィールドゴール1/5で苦しむ。

セルティックスの第1Qはダブルエースのテイタム, ブラウンがオフェンスを牽引。特にブラウンはここ数試合の好調を維持し, フィールドゴール5/6の10得点を上げるなど大活躍。第1Qを34-29セルティックスのリードで終える。

2Q

テイタム大爆発

第2Qの主役はセルティックスのジェイソン・テイタム。フィールドゴール5/8に加えフリースロー6/6の16得点を上げるなど大活躍。スリーポイントを2本外しているのが気になるところだがテイタムのドライブからの得点に関してはヒートは全く抑えることができず。

そんな中ヒートは怪我から復帰のビンセントがスリーポイント3本を含む11得点で何とかゲームを繋ぐ。バトラーとアデバヨはいまだ元気がなく2人の活躍がないとヒートの勝利は厳しい印象。サポートメンバーの活躍もあり57-53のセルティックスリードで前半を終え後半の逆転に賭ける。

3Q

前半スリーポイントが好調だったヒートだったが後半は前半と変わってペイントへのドライブが多くみられた。その結果セルティックスのファールが増えブラウンのファールトラブルなどでヒートに流れが来るかと思われた。しかしいまだ調子の上がらないバトラーとアデバヨ, 第3Qで二人のフィールドゴールは1/13。

一方セルティックスはファールトラブルでジェイレン・ブラウンがまさかの活躍。出場時間7分と限られた時間で8得点を上げるなど活躍。テイタムは第3Qは0得点と前半の勢いが全く感じられず79-72のセルティックスリードで第3Qを終える。

4Q

第4Qヒートはダンカン・ロビンソンなどのスリーポイントで逆転するなどヒートに流れが来たかと思われたがその後ブラウンなどの連続得点で点差を広げセルティックスの勝利かと思われた。

プレイオフジミー

残り5分で10点差でセルティックスの勝利が見えたところでバトラーが覚醒する。ファールをもらってフリースローを沈めたり, スリーポイントを沈めたり様々な得点パターンで点差を縮めていく。残り10秒を切ったところで102-100でセルティックスリードの場面でバトラーが3本のフリースローを獲得。3本決めれば逆転の場面でバトラーが3本のフリースローを沈める。バトラーの勝負強さと強心臓ぶりが見えた場面ですね。

試合はまだ終わらない

残り3秒でヒートに逆転を許したセルティックスは逆転を信じ最後のタイムアウト。最後のプレーをたくしたのはダブルエースのテイタム, ブラウンではなくスマート。スマートが放ったスリーポイントはリングに嫌われゲームセットかと思われたがホワイトがプットバックで押し込み逆転勝利で第7戦へ。